ECMAScript 6 の機能のうち、自分は割りとライフチェンジングだと思っているものに TemplateString があります。他のモダンな言語だと大体似たような機能がついていて羨ましかった部分です。
その TemplateStrings を試してみます。
必要な知識
babel
インストール
Babel をインストールしておきます。
$ npm install -g babel
例
Hello, World! から。
console.log(`Hello, World!`);
"
や '
ではなく `
で文字列を作っています。これだけだと普通の文字列と変わりませんが文字列内に式を埋め込めます。
var name = 'Bob';
console.log(`Hello, ${name}!`);
babel-node
で実行すると Hello, Bob!
と表示されたはずです。このように ${ ... }
という書き方で文字列に式を埋め込めます。今まで +
や [ ... ].join('')
のようにしていたものが簡単にかけます。
TypeScript
実はこの構文は TypeScript 1.4 ですでに使えます。
var name: string = 'Bob';
console.log(`Hello, ${name}`);
地味な割に使う機会は多いと思うので覚えておくと役に立つはずです。
まとめ
`...`
という構文で文字列を作れる${ ... }
と書くことで式を埋め込める